なんか唐突だが、
TeXの小ネタ。
ヘッダやフッタをいろいろいじった文書を
fancyhdr パッケージを使って作ってた。
で、それにはmakeidx パッケージと mendex を使って索引もつけてたのだが、
どういうわけか、\printindex コマンドで出力した索引ページだけは
ヘッダ・フッタが強制的に(デフォルトの設定に)変更される。
fancyhdr を使わずにヘッダ・フッタを設定しても同じようなことが起こる。
まぁ、索引ページにあれこれヘッダ・フッタをつけるな、
と、いうことなのかもしれないが、
状況によっては
ページ番号の位置が索引ページだけ違うところにある、
なんてことにもなるわけで。
いろいろ原因を探ってみたところ、
結局、クラスファイル jsarticle.cls の
theindex 環境の定義に原因があった。
(この theindex 環境は、\printindex コマンドで取り込まれる
*.ind ファイルに書かれているので、直接使用することはない。と思う。)
jsarticle.cls ファイル中の theindex 環境の定義(1400行ちょっとあたり)
\newenvironment{theindex}{%
...
に続く、
\plainifnotempty
というコマンドをコメントアウトすると
(このコマンドがヘッダ・フッタをデフォルトに設定するらしい)
ヘッダ・フッタが索引ページで強制的に変更されることはなくなる。
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