ベクトルとか、行列とか、
どうしたって3Dグラフィクスやるには避けて通れないわけで。
が、しかし、いつぞやに受けた
線形代数の講義は今ひとつよくわからんかったし、
いまでは内容もほとんど記憶にない。
で、改めて勉強しなおしておこうかなー、と思って、
線形代数の教科書じゃよくわからんし、
なんかいい参考書がないかと思って探していたのだけれど、
こんなのを見つけた。
なんというか、こう、地に足の付いた感じのする説明が非常にわかりやすくて、いい。
常に行列の幾何学的な意味を意識して書かれているので
具体的なイメージがつかみやすい。
あんまり「数学」っぽい雰囲気もなくて読みやすい。
面倒な証明のたぐいはかなり控えめに書いてあって読み飛ばせるし、
行列を実際に道具として使う事を念頭に書かれている。
Amazonのレビューでもなかなか好評のようだし、
行列を使いたいから勉強したい(しなおしたい)、と思っているなら、
この本はかなりおすすめかも。
ただし、タイトルには
「プログラミングのための」とあるけれど、
あんまりソースコードとかは出てこない。
あくまでも"プログラミングのための"線形代数が中心であり、
"行列計算をプログラミングする本"ではない。
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